共通鍵暗号方式とは暗号化と復号に全く同じ鍵を使うやり方。
例えば
具体的な例で言うと、カエサル暗号がこれに該当する。
カエサル暗号は「文字を1文字ずらして暗号化する」方式。
「いぬ」という言葉を暗号化したい場合、
あいうえお順で一文字ずつずらせば良いので
- 「い」→「う」
- 「ぬ」→「ね」
「いぬ」→暗号化→「うね」
ということになる。
これは、暗号化された文章を復号するときも
同じルールを使用する。
「うね」という暗号を見た場合、
それぞれの文字を1文字ずつずらすと、「いぬ」に戻る。
「うね」→復号→「いぬ」
このように、共通鍵暗号とは
暗号化するときと、解読するときのルールが同じ方法のこと。
今回は簡単な例を挙げたが、
このルールを特殊な数式を使った複雑なものにすれば
暗号としては十分実用的な強度を発揮する。
共通鍵暗号の弱点
しかし、この方式には大きな弱点がある。
それは、このルール(鍵)が他の人にバレたら一発アウトということである。
仮に鍵が盗まれてしまった場合、
その犯人は暗号化することも復号することもできてしまうということだ。
また、共通鍵暗号では「そもそもどうやって鍵を相手に渡すのか」
ということも問題になってくる。
- 鍵を渡してきた相手が悪い人だった
- 鍵を渡した相手が、なりすましの悪い人だった
共通鍵暗号方式は、このような問題があり
鍵そのものの渡し方を気をつけなければ、
暗号方式としての実力を発揮することができない。
まとめ
共通鍵暗号方式とは
- 暗号化、復号で全く同じ鍵(ルール)を利用する方式
- 一つの鍵があれば、暗号化も復号もできてしまう
- 鍵が悪い人の手に渡った場合、一発アウト
- どうやって鍵を渡すのかを工夫する必要がある