Vimの:help
コマンドは、Vimのあらゆる情報を確認できる公式ドキュメントであるが、
ただそのまま実行するとウィンドウが上下分割されて読みにくい。
![](https://i0.wp.com/developers-book.com/wp-content/uploads/2023/04/image-1.jpg?resize=923%2C1024&ssl=1)
全画面で表示する方法
全画面で表示するためのvimコマンドは
:help | only
全画面で表示することができた。
ヘルプコマンドに引数を持つ場合は以下の通り。
" helpコマンドのヘルプページを全画面で表示する
:help :help | only
![](https://i0.wp.com/developers-book.com/wp-content/uploads/2023/04/image-2.jpg?resize=970%2C1024&ssl=1)
:help
コマンドの後には|
を使うことで他のコマンドを続けることができ、:only
コマンドは「カレントウィンドウをスクリーン上にある唯一のウィンドウにする」というコマンドなので
「:help
コマンドを実行した後にそのままヘルプウィンドウを唯一のウィンドウにする」という意味になる。
垂直分割で表示する方法
垂直分割に関しては少し要領が異なる。
:vert :help
:vert[ical]
コマンドには、「引数にとったコマンドを実行し、
そのコマンドがウィンドウを分割させるコマンドを含んでいれば垂直分割させる」という機能がある。
これを利用して「:help
コマンドを実行し、:help
コマンドにはウィンドウを分割させる機能があるので垂直で分割するようにする」という風に行う。
![](https://i0.wp.com/developers-book.com/wp-content/uploads/2023/04/image-3.jpg?resize=1024%2C567&ssl=1)