なぜターミナルを使うのか – コマンドを使いこなすメリット

Linuxコマンド ターミナル操作

プログラミングの勉強をしていると、
ときどきやらなければいけないものが
ターミナルでのコマンド入力だ。

真っ黒な画面で見づらい。
何が起こっているのかも分からない。
できれば使いたくない。

と思っているかもしれない。

最近では、使いやすい開発用のアプリケーションがたくさんあるし、
バックエンドの作業もクラウド化が進み
自力でサーバー構築をする手間がなくなってきている。
そのため、昔に比べたらターミナル作業の割合は劇的に減っているだろう。

開発作業はもはやターミナル作業不要になっているが、

「正直ターミナルとか一切使わなくてよくね?」

とは言わずに、
ここでは私なりのターミナルを使うメリットを紹介していこうと思う。

私がターミナル作業に感じているメリットは3つだ。

  1. 軽い
  2. 万能
  3. 問題発生時の調査がしやすい

軽い

とにかくアプリケーションが軽い。

私はJavaの開発でIntelliJを使っているが、
これは起動までに10秒ほどかかる。

仕方のないことだと分かってはいるが、
やはり少しイライラするときもある。

その点ターミナルの起動は一瞬だ。とにかく速い。

この世の中で速すぎてイラつく人はそうそういないだろう。

また、全ての操作がコマンドで行えるため、
キーボードから手を離す必要がない。

Vimmerの私にとっては、
むしろマウスに手を伸ばすことが苦痛ですらある。

万能

面倒や難しさはもちろんあるが、
基本的にiTrem2さえあればほとんどのことができる。

  • 環境構築
  • プログラムの実行
  • ライブラリのインストール
  • Git操作

これらは専用のアプリケーションを使えばGUIで直感的に操作できることが魅力であるが、やはりやりたいことによってツールを切り替えることが多い。

その点こういった操作は、コマンド操作で全て完結する。

そのため、複数のアプリケーションをインストールしたり
操作によってアプリケーションを切り替える手間がない。

「VSCodeは?」と言われた場合?
私はもちろん何も反論できない。

問題発生時の調査がしやすい

実際にコマンドを普段使いしていなくても
知識がある場合は問題が発生したとき、解決までの時間が短い。

私が初心者の頃は
今発生している問題が、
自分の使っているツールによるものなのか、
それともプログラムそのものの問題なのか分からないときも多々あった。

また、エラーが発生したときも、
コマンド操作を見慣れている人の方が
エラー直前で何が実行されているか分かるので
原因調査がしやすい傾向にある。

まとめ

以上が、私がよくターミナルを利用する理由である。

もちろんGUIの方が操作性が良いし、直感的だ。

だが、どうしてもコマンド入力をしなければならないとき
というのがときどき存在する。

そのときに、
いやいや使うよりも、
もう少しポジティブな気持ちを持って
黒い画面を使う人が増えればいいなと思い、
この記事を書いた。

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