フレームワークとライブラリの違い

パーツのイメージ画像 用語

車で例えた理解

  • フレームワーク:車の骨組みがほぼ出来上がっている状態のもの
    • フレームワークは基盤なので、1つのアプリケーションで使うフレームワークは1つ
  • ライブラリ:車の部品のこと(タイヤ、ボンネット、ボディ)
    • ライブラリはパーツや部品のことなので、複数組み合わせて使うことができる

フレームワークを使って開発するということ

基盤がほぼ出来上がっている状態から、自分が欲しい機能やデザインを実装していく。

ベースをもとに必要な機能をカスタマイズしていくイメージ。

ライブラリを使って開発するということ

よくありがちな機能やデザインを、自分で一から実装することなく
既に出来上がっているパーツを使って実現する。

具体例

フレームワーク

■JavaScript

  • Next.js
  • Nuxt.js
  • Express

■Python

  • FastAPI
  • Flask
  • Django

■Java

  • SpringBoot

ライブラリ

■JavaScript

  • React.js
  • Vue.js
  • jQuery
  • Chart.js
  • Bootstrap
  • date-fns

■Python

  • pandas
  • numpy

■Java

  • OpenCSV
  • JUnit
  • SLJ4J

考え方の注意点

ライブラリは開発中に後から選定することができるが、
フレームワークは実装前に決める必要がある。

タイヤなどのパーツは後から差し替え可能であるが、骨組みを変えるとなったらほぼ作り直しが必要。

まとめ

  • フレームワーク:骨組み、基盤
  • ライブラリ:パーツ、部品
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